イエスの愛

イエス・キリストの愛についての日記

 

新約聖書 福音書 (岩波文庫)

新約聖書 福音書 (岩波文庫)

 

 

  はじめまして、筆名は、ヨハネ・ヤジローです。ヨハネによる福音書が好きなのでヨハネです。新約聖書を原語のギリシャ語底本から日本語に訳し始めたのでヤジローです。日本人にわかりやすい表現をしたいという願いからもヤジローです。

 さて、愛が聖書の大事なテーマです。愛には色々あります。

新約聖書に出てこない愛の言葉はエロスです。男と女の愛、これは世の中に満ち溢れています。特に性的な愛、ギリシャ語でエロスといいますが、日本語になって狭く使われるときはエロですか。エロス以外の愛は新約聖書にあります。つまり、人情といいますか、友情や家族同士の愛、仲間、同胞などとの愛は、フィリアとギリシャ語でいいます。それが、フィラデルフィアと長く言いますと都市の名前を思い出す人がいるでしょう。これは直訳しますと兄弟愛、意訳しますと、クリスチャン同士の愛、つまり、キリスト教会の中では他人でも兄弟なのです。女の人もいます。すると姉妹ではあります。両方短く言うときは兄弟。

 日本語では人情という愛が、クリスチャン同士の愛、兄弟愛にイメージが近い。

キリストの教会の中でよく見られるのは義理と人情の世界です。

その人情がハイレベルになってきて、天のレベルにまでなってきますとアガペーまたはアガピという愛になります。神様の愛です。

 その神様の愛でも、イエス・キリストの愛、イエスの愛を基礎として建てられたのがキリスト教です。世界宗教には仏教やイスラム教もありますが、それらの共通の部分を抜き取ってキリスト教に残るのはイエスの愛です。

その愛の効用で身近なものは心の薬となる効用です。

 その愛について、日々、思うことを書いていこうかな思っています。

糸の切れたタコになってはいけないので、ベースは、そう今、新約聖書を底本のギリシャ新約聖書を訳し始めていますので、そのとき、思ったことを書いていきます。

すると、今訳しているのは、マタイによる福音書です。()書きの説明文付きです。

なんで、説明文付きなのかと言いますと、2千年前のパレスチナが舞台だからです。

訳していて不安になって、自分の力不足も手伝い、ちょっとカッコ書きで挿入しました。底本そのものにも後世の人の挿入部分はあります。訳していて不安になるのですね。

 その訳は、ホームページにあります。「イエスの愛~ヨハネ・ヤジロー」です。順次、追加そして補正があります。それは書いている者が普通の人間、どこでも見かける日本人の姿をしているからです。

 補正は、これを読んでくださった方のご意見を参考にして行いたい、と思っております。ただ、イエスの愛レベルになりますと民主主義よりも遥かに上ですので、民主的な形の参考による補正には自信はありません。神様に祈りという形のお伺いをたて、確信が得られましたなら、ご意見に従いまして補正をしていこうと思っています。