偽(にせ)予言者
にせ予言者
ヨハネ・ヤジロー
偽(にせ)予言者の見分け方は難しい。メッキというのは剥(はが)がれて、はっきり、メッキと分かるように本物と偽物を見分けるのは難しい。また、詐欺目的の場合もあり、偽物には用心しなくてはいけない。その辺のことをイエス様は語られる。
「偽予言者に用心。羊の外見で来るけれど中身は飢(う)えた狼(おおかみ)。
その実から彼らを知れ。
アザミからイチジクの実が、イバラからブドウの実が取れようか。そう、良い(健全な)木にはみな良い実がなり、悪い(不健全な、腐った)木には悪い(不健全な)実がなり、良い木には悪い実がならない、悪い木には良い実がならない。良い実がならない木は、みな切り取られ、火(地獄)に投げ込まれる。
そう、その実で彼ら(偽予言者)を見つけられるのだ。」
(マタイによる福音書7章15~20節)
私は偽物にだまされたことがあり、これからも、だまされることはあるだろう。それでも、被害の拡大は防げると思う。イエス様の言葉を心にとめているれば、だまされたことを謙虚に確認できるからだ。また、だまされたことを認めたくなければ、同じ人から、これからも私はだまされ続けることになる。恥ずかしい話だけど、長年にわたり、だまされ続けた経験が私にはある。長いもので30年くらいかな。だますより、だまされる方がましだけど・・・でも、ウソはいつかはばれるものだからウソはつかないことだ。