イエスの愛

イエス・キリストの愛についての日記

最後の審判

最後の審判

                ヨハネ・ヤジロー

 

最後の審判」での判定基準ついてイエス様が話しておられる箇所を書きます。

()書きで「最後の審判の日」と書いているのは、底本には「その日」とだけ書かれてあるからです。他にも()書きで説明文を挿入しています。

その箇所はマタイによる福音書7章21~27節で以下の通りです。

「主よ主よと私に言う者が天の御国(天国)にみんな入れない。天にまします私の父の御心を行う者だけである。

(聖書で主と訳されている箇所はヤハウェという神様のお名前です。十戒で神様の名前をみだりに唱えてはならないと戒められているので、ヤハウェと口に出して言わずに主と間接的な表現をする伝統があります。尊い方の名前を口に出して言わない諱(いみな)と同じような伝統です。ヤハウェという音訳以外にはエホバがあります。

ここでの天の御国を短く訳せば、天国ですが、当然のことながら、神様が支配して治めれている国という意味があるので、天国に入れる人の資格は天父の御心を行う者となります。)

その日(最後の審判の日)には多くの者が私に言う。

『主よ、主よ、あなたの名により予言したではないですか。あなたの名により悪霊を追い出したではないですか。あなたの名により多くの大きな業(わざ)をなしたではないですか。』

(悪霊には、悪霊以外に異教の神、悪魔の使者、病気の原因という意味もあります。)

そのとき、私は彼らに公然と言う。

『君たちを全く知らない。私から離れよ。無法をなす者どもよ。』

それで、誰でも私の言葉を聞いて行う人は賢い。岩の上に家を建てた人のようだ。

雨が降った。洪水となった。風が吹いた。その家を襲った。倒れなかった。岩の上に建てたからだ。また、私の言葉を聞いて行わない人は、皆、砂の上に家を建てた愚かな人のようだ。雨が降った。洪水となった。風が吹いた。その家を襲った。倒れた。倒れ方がひどかった。」