イエスの愛

イエス・キリストの愛についての日記

過労死にならないコツ

 ヨハネ・ヤジロー

 

 過労死にならないコツは休むことだと誰でも思う。また、休むこと以外にもコツがいくつもあるかもしれない。その中で、まさかと思うコツがある。若くて経験不足ながら働いていたときに知った。

命じられた仕事を重荷と感じていた。その抱えているストレスには先が見えない不安もあった。そのようなとき、知っていたイエス様の言葉をふと思い出した。

私は本当に追い詰められていたので、その言葉を信じて行うことにした。自分の頭で思っていた考えと逆の行動をすることの選択だった。そのイエス様の言葉はこのようなものだった。(マタイによる福音書5章41節)

「一里(マイル)行かせようとする人とは、その人と一緒に2倍行きなさい。」

つまり、「仕事を命じた人と一緒に」命じられた仕事の「2倍」をする覚悟を持つことだった。この言葉を実行するには勇気がいった。一緒に行く相手は命令をした人だ。それで、色々と考えるよりもイエス様の言葉を信じることを優先した。行動した。

結果は、一人で一里行くよりも一緒に行く方が倍の距離行く勘定だが楽に行けた。

仕事を一人で抱え込まないで、仕事を命じた人に聞いて教えてもらうこともした。そのようにして、仕事を命じた人共に一緒に仕事をした。この方が結果を出しやすい。中でも、おもしろかったのが、無理な仕事をもらったときのことだ。一緒に仕事をするように動けば、仕事を命じた側も気が付く。無理な仕事を命じた、と。それで、やめ。

 一人で悩み苦しむよりも、その悩みや苦しみの源泉となっている人と一緒に行動をすることだ。そうすると結果が出やすい。めどが立つ。それで、精神的には楽になる。

頭も疲れにくい。仕事を命じた人も、その人自身が疲れないために休みを与えてくれることもある。一人だと堂々巡りをしていては一里も行けないことがある。過労の原因となる。

また、一人では難しい、やれないと自分自身が謙虚になることは必要だ。一人でやるのではないから謙虚でないと人は一緒につきあってくれない。知らないことが多い、できないことも多いという謙虚さは必要だ。そして、悩みやストレスの源泉である人と一緒に行くことだ。