イエスの愛

イエス・キリストの愛についての日記

愛はひどく妬まない

 聖パウロは第1コリント13章で言います。

「愛は(すぐ怒らないで)長く耐え忍び(情け深く)親切」と述べてから「愛はひどく妬(ねた)まない」と続けます。

 この「ひどく妬まない」という言葉は「妬まない」と単純に訳されることもある言葉ですが、人は妬むものです。妬むのは仕方がないとしても「ひどく妬む」と事件になりやすいものです。2千年前、ユダヤ人指導者たちはイエス様の人気を妬んで、それも、ひどく妬んだので、イエス様を十字架に架けたのです。男の妬みは事件になりやすい。

 今の日本でも・・・つい最近のことですが、人気のある貴乃花親方のことです。

相撲協会の指導者たちは妬みの感情でやりすぎている気がしてなりません。人間は誰でも大なり小なり過ちを犯すことがあります。だけど裁くのは難しいものです。神様以外に正しく裁ける方はいません。

 また、妬みがひどいと処罰感情が行きすぎます。このようなことを指導的な立場の人たちがしていては相撲を見る人が少なくなるかもしれません。愛がない、と負の連鎖が続きます。何とか愛をのある、情けの有る結果を待ち望みます。本当に、結果的に行き過ぎないことを祈っています。