イエスの愛

イエス・キリストの愛についての日記

罪とは何か

 罪とは何か、と日曜日の聖書セミナーでの会合で考えさせられました。

学生時代にクリスチャンになった人は、欧米の罪の概念を素直に受け取っている人が多い。でも、日本人として生きて来て、クリスチャンになるのが遅かった人は、仏教用語の方が理解しやすい。

 罪の意味をとにかく広くとらえます。すると、一番、ひどく深刻な結果になりやすい罪は、すべてウソに起因するか、ウソがからむものだ。

 コントロールが難しいのが「欲」だ。食欲、性欲、名誉欲、あらゆる貪欲は、コントロールが難しい。これらの欲を仮に肉欲と呼ぶと我々人間の失敗(罪)は肉欲のコントロールの失敗によることが多い。人は肉体を持つので、24時間、肉欲から来る誘惑にさらされている。

「肉欲に負けた結果」を「罪を犯したという結果」だという表現はわかりやすい。つまり、肉体を持っている限り、罪を人は犯すものだ。それで、肉欲のレベルが低いときに自分で自分の肉欲に気が付くことが必要だ。そうすると、刑務所の塀の中に入らなくて済む。民事訴訟など裁判に関係しなくても済む。また、病院に行かなくても済む。いや、病院に自分の足で一人でも行けるレベルなら普通の人か。

 でも、それでも、難しい。罪とは何かという問いに答えるのは。

神様と人間の関係で見た方がわかりやすい。神様の教え、諭し、戒めを知っていて守らないことを罪と定義した方がわかりやすい。

 アダムとイブ(エバ)は、神様の戒めを蛇のウソが起因して破ることになる。

ウソは本当に恐い。何もかも失ってしまう危険がある。