イエスの愛

イエス・キリストの愛についての日記

楽しく働く

                   ヨハネ・ヤジロー

 「働くのは重荷を背中に担いで運ぶようなものだ」と感じた経験は、誰にでもあるでしょう。

マタイによる福音書11章28~30節(ギリシア語新約聖書ネストレ・アーラント28版:底本)にはこのように書かれています。

「さぁ、みんな来なさい。重荷を(ずっと)負って疲れている人よ。休もうよ。私と重荷を負ってみなさい。知るよ。私がやさしくて謙虚だ、と。身も心も安らぐよ。私との重荷は負いやすいから、軽くなるから。」

 現実には仕事での重荷そのものの質や量は変わらない。しかし、イエス様のあらゆる言葉を思い出しながら重荷を背負いますと軽くかつげるようになる不思議があります。

また、イエス様の「休もうよ」という言葉は「休ませてあげる」とも訳されている言葉ですが、この言葉は「ちょっと一休みしましょう」という雰囲気を持つ言葉です。

「三時のおやつの時間だよ。ショートケーキを食べ、お茶を飲みましょう。」というような雰囲気。また、15分程度、短く寝てもいい雰囲気。その方が明日に疲れを残さないだけでなく、当日の仕事の量や質も向上するものです。疲れの蓄積による過労死などはない。

さらに、イエス様のような上司が一緒に仕事をしてくれて、やさしく親切で、その上司がへりくだった態度であったならば、もっと、同じ重荷でも事故もなくさらに遠くへと運べるものです。実力があまりない者同士でも、このような感覚で仕事をすると実力が

ある者同士の組み合わせとあまり変わらない仕事ができるものです。それは、1たす1が3以上になる奇跡が起きるからです。実力があるもの同士の組み合わせでも部下を奴隷のように扱えば、1たす1は2以下になりやすい。

奇跡というのはイエス様のような愛で互いに愛し合うと起きるものです。もしも、疑問に思う人がいるなら、ぜひ、試してみてください。愛の奇跡は身近にある、すぐ手の届く所にあると知ります。すると、イエス様の言われる天国もそうだと悟ります。